そのオリーブオイルは大丈夫?


こんにちは、腰痛専門整体院 澪-mio-院長の町田純一です。

このところ油続きですが、今回は「オリーブオイル」についてお伝えしようと思います。


皆様はオリーブオイルは使われていますか?

イタリア料理ブームから多くの方が料理に使うようになったと思います。

オリーブオイルは、細かくグレード分けされていて全部で9種に分類されています。

我々が良く耳にする「エキストラバージンオイル」はその中でも最上級の品質になります。

では、その品質の物が1ℓ1,000円以下で買えるでしょうか?


価格が高ければ良いというわけではないですが、高い物には必ず理由があります。

逆を言えば、安い物にも理由があります。

皆様が普段口にしている物は、本物ですか?



日本の「エキストラバージンオイル」 は、IOC(国際オリーブ協会)の基準からみるとほとんどの商品が該当しません。
※ちゃんと基準を満たしている商品もあります。

日本はIOCに加盟していないので、JAS(日本農林規格)の基準で分類しています。

JAS基準は「オリーブオイル」と「精製オリーブオイル」の2種のみの分類です。

そもそも「エキストラバージンオリーブオイル」という分類を設けていません。

なので、粗悪品や他の油との混合オイルといったオリーブオイルも「 エキストラバージンオイル 」として出回っている可能性があります。

前回のブログに載せましたが、オリーブオイルはオメガ9脂肪酸の含有率が高く、
・トコフェロール
・ポリフェノール
・フィトステロール(植物ステロール)
など健康に関しての有効成分も含まれています。

せっかく体に気を付けて使用していても、上記の成分が得られないどころか、他の油(オメガ6脂肪酸)が混入している場合があるので、かえって体を悪くしている可能性があります。

※『そのオリーブオイルは偽物です』とう本に詳しく書かれているので興味がある方は読んでみてください。


「エキストラバージンオイル」 を購入するときの注意点
・遮光性の高いボトルに入っているか
・酸度が0.8%より低いか
・安すぎないか(1ℓ1,000円以下は疑う)
・裏ラベルが法規に則っているか (名称、原材料名、内容量、賞味期限、保存方法、原産国名、製造者・輸入者の明記)


今回は「オリーブオイル」でお伝えしましたが、世の中は偽物で溢れかえっています。

「日本の食品は色んな基準が高く安全だ。」と漠然に思っていませんか?(食品衛生上は安全かもしれません。)

よく調べてみるとビックリすることが多く、私たち消費者は宣伝文句などを鵜呑みにしてはいけないと痛感します。

自分の体になる物を食事として入れていますので、病気も自分で招いてることになります。是非気を付けて頂きたいと思います。



最後までお読みいただきありがとうございました。

Follow me!

次の記事

Facebookの社名変更