どのタイプ?
こんにちは、腰痛専門整体院 澪-mio-院長の町田純一です。
今回はプライベートな話です。
皆様は、期日までにやらなければならない事がある時、急に変なスイッチが入ることがありませんか?
・何となく見ないようにしていた汚れが急に気になって、そこだけやれば良いのにその辺一帯掃除をしだしたり、
・頼まれてもいないのに、手間のかかる料理をしだしたり。(私です。)
重要な事を後回しにして、全く違う事に集中しだす行為は、心理学で「先延ばし行動」と言われています。
いわゆる、現実逃避ですね。
そのなかでも2タイプに分かれ、
●楽観主義タイプ
『あとでも間に合う』『まだ時間があるから大丈夫』と、ポジティブに物事を考える。
●悲観主義タイプ
先延ばしをしてしまったことで『こんなことをしている自分はダメだ』『間に合わない。どうしよう……』とネガティブに物事を考える。
どちらも、その人によって重要な事に対してのモチベーション次第なところがあるようです。
例えば、
・楽観主義タイプの中でも「戦略的楽観主義者」の場合
上手くいくイメージを持ちながら、短時間で集中して遂行しようと、あえて自分を追い込み成果を収める。
・悲観主義タイプの中でも「防衛的悲観主義者」の場合
ありとあらゆる失敗の可能性をイメージして、その失敗が起こらないように徹底的に対策を練り、本番を迎える頃にはその心配事に対する不安をコントロールし成果を収める。
※このタイプは、悲観的な考えるのをやめると逆にパフォーマンスが低下するそうです。
ポジティブが良い、ネガティブが悪いというイメージを持たれていますが、要は、どちらも自分を追い込んだ後に、実行するか否かですね。
そもそも、「先延ばし行動」の誘惑に勝てれば良いんですよね。
心理学者、ケリー・マクゴニガル氏が提唱する「10分ルール」という方法があります。
自分の意志力をコントロールする方法で、
やるべきことがあるのに先延ばしをしたくなったら、とりあえず我慢してやるべきことをやり、『10分経ったらやめてよい』という自分ルールを設けます。
10分待ってもまだ先延ばし(上記での掃除など)をしたければ、やって良いとします。
マクゴニガル氏は、このやり方でたいていの人は我慢できるようになると主張しています。
私も試みていますが、結構効果はあると思います。
皆様はいかがでしょうか?
「先延ばし行動」ばかりになっていませんか?
「時間管理のマトリックス」でいう所の第三領域、第四領域に注力していませんか?
最後までお読みいただきありがとうございました。