今日食べた物はいつ身になる?

こんにちは、腰痛専門整体院 澪-mio-院長の町田純一です。

今回は「今日食べた物はいつ身になる?」という内容をお伝えしたいと思います。


私たちの身体は、常に再生と破壊を繰り返して新しい細胞に入れ替わっています。

これを「細胞の新陳代謝」と言いますが、 
(「新陳代謝」という言葉は、夏目漱石が「metabolism」の訳語として当てたそうです。流石、造語の名人。)

部位によって入れ替わる速度の差があります。

たとえば、

・胃腸の細胞は約5日周期 
・肌の細胞は約28日周期 ~1年
・筋肉や肝臓などは約2ヶ月間の周期 ~1年
・骨の細胞は約3ヶ月周期 ~1年
・血液は、4.5~5.0リットルの血液が、100~120日間

と言われています。

このことから、今食べた物が直ぐに身になるわけではないのですが、大体の細胞は3ヶ月から半年でリニューアルされるので、日々の食事がかなり重要という事になります。

今食べているものが約半年後に自分の細胞となるので、身体の為に食生活改善を考えているのであれば、即行動しないといけないのです。

昨日今日(健康に)良い物を食べたからと言って、いきなり身体が良くなることなどありえませんからね。


例えば、骨粗しょう症は若い時にしっかりとカルシウムを摂取し、蓄えることで予防できます。

他にも、若い時に脂肪を溜め込む食生活や、無理なダイエットをして筋肉量が落ちると、運動をしてもやせにくい体質になってしまい、年を重ねるにつれて筋肉量の減少が著しく早まり、活動的で健康な老後を送ることが難しくなります。

日々の積み重ねで、結果、身体は変わってきます。


昨今は、自炊せず手軽に食事が出来てしまう事が多くなった為、食事という行為を軽視している方が多い印象を受けます。

食事は人が活動するためのエネルギーを得る為だけでなく、その人の身体自体を創り出すためのものです。

妊娠中の女性は、何を食べれば赤ちゃんが元気に育つのだろうか。と考えますよね。

小児の頃も、親は健全に育ってほしいと思い、色々と考えて食事を与えます。

では、大人になったら考えなくて良いのでしょうか?


【自己投資】

自分の資産もそうですが、自分の身体に対しての投資は食べ物です。

毎日何を食べるのかという事は、どのような職につくか、どのようなパートナーを選ぶのか、という人生の選択と同じくらい重要な選択肢だと思います。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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